東京コミュニケーションアート専門学校
  ドルフィントレーナー専攻 高濱 彩子さんより

小学校の授業で傷ついている動物たちについて発表



イルカのKちゃんの発表を小学生の高学年28名にしたことは、とても緊張しましたが、自分自身、とても良い経験になったし、勉強になりました。

私はイルカのKちゃんに他に、傷ついている動物の担当でした。学校のパソコンで調べていくと、悲しい事実を知り、このことをきちんと伝え、どう受けとめてもらえるか、自分次第だと思いました。小学校の感想を少し読んでみると、「かわいそうだった。」が1番多く目につきました。

今、海の中でおきていることを知ってもらえて、自分達にできることをやってもらえたら嬉しいです。個人的に、女の子2人から「先生」と呼ばれ、色々と話すことができました。2人の夢は「イルカショーをする人」か「イルカや他の動物を救う仕事」になりたいと言っていました。そのように思ってくれる人がこのような活動を通して増えてくれればいいです。

イルカのKちゃんの発表は無事に終えることができました。アシカやマンタ、ウミガメ、クジラの写真を使うことにより、より深く何かを思ってくれたらと思います。ご協力、ありがとうございました。

 
 
神奈川県茅ヶ崎市梅田中学校   中学3年生 北見玲さんより
 

海の環境について調べ、パネルを使ってクラスで発表しました



パネルを見て、自分はあ然としてしまいました。
クジラの胃の中から出てきたロープや、コアホウドリ、ウミガメの死骸から出てきたプラスチックの多さにビックリしました。
その他のパネルを見ても、目を覆いたくなるものばかりでした。このような事を引きおこす原因が、私達人間の仲間だと思うと、それからも目をそむけたくなります。

しかし、これからはこの問題を直視していかなければなりません。まわりの人にポイ捨てを止めるように呼びかけたりなど、小さなところから運動を始めていき、私達のかけがえのない海を守っていきたいと思います。

 
 
宮崎県「サウンドビーチすみえ'06 〜今年最後の夏祭り〜」にて展示
  延岡マリンサービス 高橋勝栄氏より
 

この度は貴重なパネルをお借りし、ありがとうございました。
今回の私どもの活動にピッタリの内容のパネルで、私たちが伝えたいことが見てくださった一般の方々に十分に伝わったような気がします。

このイベントは今年で6回目で、当社はこのイベントに3年前から加わっています。

この3年間だけでなく、当社は自社出資で地元貢献のひとつとして、ボランティアダイバーを集めて、我々のフィールドの「海中」と「ビーチ」の環境を守るべく、清掃活動やサンゴの保護活動をしたり、地元小・中学校などで講演などもしておりました。

そこに「地元を盛り上げたい!」とのイベント実行委員側と「地元を守りたい!」との当社や地元ダイバーの考えが融合することとなり、ライブなどの音楽イベントに延岡市内で最も大規模な環境保護活動までが加わったのです。
そして我々の活動が少しずつ浸透し、過去3回とも市長まで参加させることも出来、ビーチクリーンには数千人という一般の方々が参加してくれるまでになりました。

でもやはり実際には「百聞は一見にしかず・・・」で、いくら熱弁をしてもこのパネルほどのインパクトも効果もありません。

イベントにてこのパネルを見ている方々の様子をみても、とても強烈な印象を与え、今後気をつけねばという気持ちを大いに持って帰って頂いたように実感しました。

このパネルをみて、日常生活から考えれる延岡市民が多く誕生することを祈っています。本当にありがとうございました。

 

以下、このイベントに参加した「九州保健福祉大学のダイビングサークル」の7名のメンバーから感想をいただきました

大学3年生:Y.S(男)
『パネルの写真は、正直全部が目を背けたくなるものばかりでした。
環境汚染による海洋生物の被害の現状を知ってはいたものの、実際に「目」でみるとショックが大きかったです。海の中に潜ることが出来るダイバーは世界で唯一、海の中を知ることの出来る人間であり、海が最も身近な人間のうちの一人でもあります。そんなダイバー達が海中で出会っている生物たちの「危機的状況」を伝えられるのも、そして伝えるべきなのもダイバーではないかと考えさせられました。そしてこの状況を少しでも改善するために、我々に出来ることはたくさんあると思います。その中でも最も簡単で最も効果がある「ポイ捨て」をしないこと、そしてさせないことです。これ以上、生物たちの胃の中からライターやロープなどの人的ゴミが発見されないように、一人一人が意識を変え行動をしなければないらいと思いました。』

大学3年生:M.I(女)
『パネルから海の生物が苦しんでいる現状を知り、とてもショックを受けました。ロープやビニール、ライターなど人にとってはただのゴミかも知れないけど、それをポイ捨てすることで、どれだけの生物に影響を与えるのかということを少しでも多くの人に分かってもらいたいです。私はダイバーとして、海の生物に癒されているのでビーチクリーンなどを通して、少しでも海の生物の為に出来ることをやっていきたいとおもいます。』

大学3年生:M.K(男)
『ウミガメの胃の中に釣り糸やビニール袋が無数に見つかってました。世界に広がっている人間界の流通産業の利便性の追求や、科学の進歩による新素材の開発の結果、自然の破壊や自然界の動物たちにマイナスがたくさん生まれていることを改めて知りました。結果的にはこのマイナスは人間界に返ってくることになるのでしょう。』

大学3年生:Y.K(女)
『ビーチクリーンに参加して、綺麗だと思っていた砂浜にもゴミが落ちていて、ここに来る人にもっとマナーを守って、綺麗なビーチを保って欲しいと思いました。また、ハワイの海で拾われてきた日本製のライターの数にも、とても驚きました。一人一人がポイ捨てをせず、きちんとゴミ箱に捨てる習慣をつけて欲しいと思いました。』

大学3年生:M.M(女)
『100円ライターの多さにビックリしました。本当にゴミを捨てる人がいなくなって欲しい。海の中も太いロープとか、いっぱい捨てられていて、それをクジラが餌と間違って食べてしまっていた。ゴミを捨てる人がいなくなれば犠牲になる魚や生物たちも少なくなる。人は人間中心に生きているなあと感じた。海で生きている生物のことも真剣に考えないといけいと思いました。少しでも綺麗な海に戻るように、これからもゴミを見つけたら拾うように心がけたいと思いました。』

大学2年生:S.Y(女)
『人が海などにゴミを捨てる時、私ひとりくらい大丈夫だろう・・・と考えているのかもしれない。でもそう考える人がいなくならない限り、動物たちが被害に遭う。もっと多くの人にこの写真を見てもらいたいと思いました。』

大学1年生:C.M(女)
『クジラの胃の中の写真や外国の海岸の大量のゴミの山、海岸や動物の死骸の体内から出てきたライターなどを見て、とてもショックを受けました。人間がゴミを捨てなければ、動物は餌と間違えてゴミを食べ巣に済んでいたのに・・・。これから少しずつでもいいので、海岸などのゴミを拾っていこうと思いました。ダイビング部として海に潜ったりするので、なおさら海を大切にしたいと思いました。』

 
 
ラーンネット・グローバルスクール 友田昌吾先生より
 
子供たちに伝える際になるべく感情に訴えかけないように感情的な表現は一切せず、状況の説明だけをするように心がけましたが、子供たちの反応がかなり感情的だったので驚きました。
また、特に「こうすべきだ」と言う事はこちらからは全く語り掛けなかったのですが、子供たちのほうから「こうしたらいいのでは…」と言う様な解決策、対処策のようなものが出てきたことも意外でした。
 

以下、子供たちの感想です。

海にはいろいろなゴミがあったから、青い海がどんどん消えていくんだと思って本当に海が汚くなると思うだけでかわいそうになります。
(5年生 女子)

ウミガメに、あんなイボができてかわいそうだと思った。
人間のせいで動物が死んでしまうのは、すごく悪いと思った。
(6年生 男子)

ゴミを海に出したらいろいろな動物がたくさん死んでしまうということがわかった。
(6年生 男子) 

私は海の生き物に迷惑がかかっていたのは知っていましたが、これほど迷惑がかかっているとは知りませんでした。海にあまり行きませんが、もし海に行ったら一つでも多くゴミを拾います。それ専用のゴミ袋を持って。
(6年生 女子)

海を汚くしたらどんな大きな生き物も大きいダメージを受けることを知りました。それに鯨でもゴミを飲み込んだら死んでしまうことがわかりました。
(中学1年生 男子)

OWSの資料を見た。
100円ライターゴミ。あれが自然のものだったらなぁ…と思った。
ウミガメが餌と間違えてプラスチックのゴミを食べたり、
マッコウクジラを解剖してみたらロープ類が入っていたり、
海洋汚染でウミガメに腫瘍ができたり…とにかく大変だと思った。
だから海を守ろうと思った。
(中学1年生 男子)

 
 
兵庫県立錦城高等学校   植田好人先生より
 

OWS様よりお借りしたパネルは、理科基礎という科目のプラスチックによる環境問題の単元の授業で使用しました。

プラスチックは、安くて、丈夫で、自由に形を変えることができ、熱や電気を通しにくいなどの性質をもった素晴らしい素材である反面、生物の力で分解できないという欠点があります。その短所のため、プラスチック製のゴミが川や海に捨てられると、小さくなるだけで分解されず、それを動物が誤って食べてしまう問題が起きています。

生徒は、死んだクジラやウミガメ、アホウドリの雛の胃から出てきたプラスチック製のゴミの写真を見て、とても驚き、注意深く眺めていました。特に、アホウドリの雛の胃から出てきた100円ライターなどの実物には、「こんな物が小さな雛から出てきたとは信じられない。」と言って、生徒はみな驚きをかくせない様子でした。

百聞は一見にしかずという言葉がありますが、私が口頭で事実を述べるよりも、パネルを見せた方が生徒によりゴミ問題を意識させられたと思います。その後の授業で、「自分たちができることは何か?」について話し合ったのですが、その場面でも生徒はみな主体的に考えられていました。

このパネルを使わせて頂いたお陰で、環境問題の授業が大成功に終わることができました。



以下、生徒たちの感想です。 (4名分抜粋)

ゴミをその辺に捨てないで、しっかりと決められた所に捨てる。
人間はもっと自分たちの周りだけでなく、自然にも目を向けた方がいいと思う。

たぶんポイ捨てをする人は、自分が捨てたゴミによって
生き物が死んでしまうということを考えていないと思う。
だから、そのことをしっかり知ってもらわないといけないと思った。

人間の勝手で生き物たちは生きることさえできなくなりつつある。
それを人間は理解しているのに、その「勝手」をやめようとしない。
その現状をこの授業で改めて感じた。
これから地球はどんな風になるのかととても不安に思うけど、
一人ひとりが地球にやさしくなれるような気持ちになって
リサイクルなど活発にやっていけたら、地球の未来も見えてきそうな気がします。

今は、トウモロコシでできたゴミ袋などはあまり使われていないが、
もしもっと普及されたら、川や海がキレイになり、
死んでしまう生物が減ってゴミ問題を解決できると思う。