パラオサンゴ礁エコツアー
開催日 |
2009年04月1日~4月4日 3泊4日 |
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OWSスペシャル企画 パラオ・サンゴ礁エコツアー
パラオ諸島は、300以上もの島々からなるサンゴ礁が生み出した独特な地形で知られており、ダイバーには不動の人気を誇る海です。一般のツーリストには意外に知られていないのですが、パラオではダイビングのみならず、シーカヤック、スノーケリング、トレッキングなどで海中や陸上の多種多様な生きものたちの豊かな生態系を観察することができます。
今回のツアーはパラオ在住の倉田洋二副会長とネイチャーガイドがそんなパラオの大自然の魅力をガイドする特別なツアーです。特にOWSならではの無人島で過ごす2日間は、非日常的で贅沢な時間を過ごすことができる特別なプログラムです。今まで何度もパラオを訪れたリピーターでも新たなパラオの発見が出来る内容となっています。この機会をお見逃しなく!
ナチュラリスト・ガイド(敬称略)
倉田洋二(くらた ようじ)
OWS副会長・学術顧問
1927年東京生まれ。1941年14歳の時サイパンへ渡る。のちパラオの水産講習所を卒業。同島の南洋庁水産試験所に入所し熱帯生物の研究に入る。応召しパラオのアンガウル島で部隊が玉砕、アメリカで終戦を迎え東京に帰国。大島水産試験場を経て、小笠原水産センターの所長としてウミガメの保護、増殖に貢献する。現在はパラオに在住し、OWSの副会長の立場でパラオ支部学術顧問としても活躍する元気な81歳である。
田中雅子(たなか まさこ)
OWS理事・OWSネイチャーガイド
このツアーを企画した元事務局職員、田中雅子です。パラオのアンガウル州立自然公園をたちあげた時期は1ヶ月アンガウル島に滞在していました。子供たちの自然体験プログラムでアンガウル島に引率した経験もあります。
ツアー期間中は皆さんに同行してお世話します。 パラオの大自然を満喫しましょう!
ツアーのポイント1
ガイドは、パラオ在住の倉田洋二先生。
倉田先生とともにOWSネイチャーガイドがお世話します。
今回のエコツアーでは、パラオ在住のOWS副会長・学術顧問である倉田洋二先生が同行し、観察した生きものなどについて、様々な角度で解説をしていきます。
また、OWSネイチャーガイド田中雅子(OWS理事&元事務局職員)がツアーに同行しお世話します。
ツアーのポイント2
美しいパラオの海に浮かぶ無人島にキャンプ泊。
普通のパラオツアーではめったに体験できない特別企画です。ホテル泊とは違ったアウトドア体験を満喫しましょう。
目の前は誰もいない遠浅白砂のビーチが続きます。漂着物や生き物たちを探してみましょう。
また、島の周りでは思う存分スノーケリングが楽しめます。
灯りのない島の夜空には、驚くほど綺麗な星空が広がり、海辺では夜行性のエビやカニ、夜光虫なども観察できます。
パラオにはたくさんの小さな島がありますが、上陸することはあっても宿泊することはめったにありません。
今回の企画はほかには絶対にないOWSならではの特別プランです!
ツアーのポイント3
スノーケリングでサンゴ観察。海水湖に生息するタコクラゲの観察も。
大昔の地殻変動によりできた塩水湖の一つ「ジェリーフィッシュレイク(クラゲの湖)」。ダイバーにも人気の神秘的な美しい湖です。
ここには無数のタコクラゲ(丸っこくてかわいい!)が生息しており、パラオを代表する存在にもなっています。
ここのクラゲは毒性が極めて低い世界でも珍しいクラゲなので、スノーケリングで観察しても安心です。
逆に脆弱な生きものなので、フィンキックなどでクラゲを傷つけないように十分注意しましょう。
ツアーのポイント4
カヤックにてロックアイランドツアー
初めての方でも簡単に使用できるシーカヤックを使って、サンゴが隆起して出来た島々、ロックアイランドを巡ります。
パラオ在住のOWSネイチャーガイドがロックアイランドに生息する動植物を紹介し、その生態について、楽しく解説します。
スケジュール
3/31(火) | ※現地集合・現地解散のツアーです。 往復の航空券は各自でご用意いただき、3月31日までにパラオへ渡航してください。 手配についてのご相談は、OWSまでお問い合わせください。 ― 3月31日にパラオへ出発される方 ― 成田空港に集合。成田発 空路グアムへ(CO便) グアム着 着後乗継 空路パラオへ パラオ着 着後 ホテルへ 【コロール泊 】 |
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4/1(水) | ― ツアー開始 ― 午前 VIPホテルロビー集合 無人島キャンプ準備とオリエンテーション 無人島へ移動!チャーターボートにて無人島へ 午後 無人島到着。 ●島の周りをスノーケリングで散策 サンゴで作られたパラオ諸島の起源や、 パラオに生息するサンゴの生態について解説します。 潮流によりできた砂州に植物が漂着し、 島として成長する様子などを観察します。 夕食はバーベキューを楽しみます。 食後は、夜の海辺の生きもの観察や、 満天の星空ウォッチングを楽しみます。 (食事:朝×昼○夕○)【無人島泊】 |
4/2(水) | 午前 無人島出発。ボートでスノーケリングポイントまで移動 ●スノーケリングでサンゴ礁の観察 パラオのダイナミックなサンゴ礁をスノーケリングで観察します。 サンゴの生態、潮流によるサンゴの分散、分布などについて解説します。 ウーロン島へ上陸 ●絶滅危惧種のツカツクリの巣や熱帯性植物の観察 地面に巨大な塚(産卵巣)を作る希少種 パラオツカツクリの巣の観察や島に自生する 熱帯性海浜植物の観察をします。 「ジェリーフィッシュレイク(クラゲの湖)」へ 午後 ●スノーケリングでクラゲの観察 世界でも珍しい毒のないクラゲ「タコクラゲ」が 無数に生息する神秘的な湖で、タコクラゲの観察をします。 (食事:朝○昼○夕×)【コロール泊 】 |
4/3(金) | 午前 ●コロール市内散策 コロール市内を倉田先生と一緒に散策します。先生のオフィスものぞいてみましょう。 パラオの動植物をはじめ、パラオの歴史、文化など、いろいろなお話が聞けるでしょう。 午後 ●水産試験場見学 サンゴ増殖の取り組みとその概要の解説。 その他シャコガイの養殖など、パラオの海の生き物について紹介します。 ※ダイビングを希望される方は、 終日スプラッシュのダイビングツアー(2ボートダイビング)に参加することが可能です。 (別途費用) (食事:朝×昼×夕×)【コロール泊 】 |
4/4(土) | 午前 ●ネイチャーカヤックツアー シーカヤックを使ってロックアイランドを巡ります。 経験豊かな現地在住のOWSネイチャーガイドがパラオの自然を解説します。 夜 ●倉田先生や現地スタッフを交えたパーティー パラオ料理で盛り上がります。 (食事:朝×昼○夕○) 【コロール泊/この日帰路につく方は出発までホテルにて仮眠 】 ― ツアー終了・解散 ― 各自帰国 深夜 パラオ空港へ コロール 発 空路 グアムへ(CO便) |
4/5(日) | 早朝 グアム着 着後乗継 空路成田へ 朝 成田着 |
※全ての訪問地(宿泊地を含む)は天候、海況などの関係で変更もしくは中止する場合もございます。全ては自然に合わせた行動となることをあらかじめご了承下さい。
募集要項
ツアー日程 | 【現地集合/現地解散】 2009年4月1日~4日(4日間) ※ツアー日程に合わせて成田を発着する場合、 3月31日成田発 4月5日成田到着となります。 |
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対象 | OWSメンバー向け ※一般の方はお問い合わせください。 |
料金 | 96,000円 |
最少催行 | 7名 |
料金に含まれるもの | 現地宿泊費(ツアー前日(3月31日)の宿泊費含む)、キャンプ費用、 スケジュールに記載されたプログラム代金と食事、移動費用 |
料金に含まれないもの | 現地への渡航費(往復とも各自手配)と渡航にともなう緒費用、 その他個人的な諸費用、及びそれに伴う税・サービス料 |
宿泊施設 | コロール:VIPホテル(部屋指定なし) シングルルームをご希望の場合は、追加料金が必要となります。 詳しくはお問い合わせください。 |
締め切り | 2009年2月25日まで。 お申し込み・お問い合わせはOWS事務局まで。 |
このプログラムは終了しました