丸の内さえずり館にて開催

ウミガメ類は7種いるが、その中でも経済的な人間活動により減少しているタイマイとオサガメを取り上げる。ウミガメをとおして保護とは何かを問い、何もしないことが、ウミガメの保護に繋がる事実を解き明かし、理想と現実の間でウミガメたちが翻弄されている現場の実状を語る。


ゲストスピーカー・プロフィール

菅沼 弘行

菅沼 弘行(エバーラスティング・ネイチャー会長)

NPO法人ELNA会長。東海大学海洋学部卒業後、小笠原諸島にてアオウミガメの保護と調査を開始。1995年以降インドネシアでウミガメ資源調査を行ってきたが、1997年にインドネ シアウミガメ研究センターをジャカルタに設立し、同国のウミガメの保護活動を開始、現在に至る。国内では、ウミガメの漂着調査を実施している。国際自然保護連合種の保存委員会ウミガメ専門委員、国際ウミガメ学会理事。