飯島 明子(NPO日本国際湿地保全連合職員)
丸の内さえずり館にて開催
はじめて干潟に出た人は最初の内、だだっ広い砂や泥の広がりしか目に入らないかもしれません。しかし、スコップ1本を手にあちこち掘り返してみると、さまざまな生物が砂や泥の中に息づいているのが分かってきます。陸上では見ることのできないこうした干潟の生物たちが、生態系の中でどんな役割を果たしているのか。どこから来たのか。そして私たちとどのように関係しているのか。干潟とそこに棲む生物から広がる世界にご案内いたします。
ゲストスピーカー・プロフィール
いいじま あきこ
飯島 明子(NPO日本国際湿地保全連合職員)
東京生まれ。東邦大学大学院修了(理学博士)。専攻は磯と干潟の底生生物の生態。科学技術特別研究員(国立環境研究所勤務)を経て、現在、特定非営利活動法人日本国際湿地保全連合勤務。