青木 優和(東北大学大学院農学研究科准教授)
モンベル渋谷店5Fサロンにて開催
ワレカラ、ネクイムシ、シャクトリドロノミ、タルマワシ、ウミクワガタ、ドロクダムシ・・・
潜ってよく見ればそこら中に居るのだけれど、なかなか気付いてもらえない。
小型甲殻類フクロエビ類の面々には、不思議な生活スタイルや繁殖生態を持つものがたくさんいます。
子育て、吸血、捕食寄生、オスとメスとの駆け引きなどなど、興味深い生態の数々を動画も交えてご紹介したいと思っています。
ゲストスピーカー・プロフィール
あおき まさかず
青木 優和(東北大学大学院農学研究科准教授)
昭和35年東京生まれ。幼少時に千葉県九十九里で荒波と地引き網の洗礼を受ける。中学時代に素潜りに開眼。大学からスキューバ潜水にはまり、同時に科博に通い始める。伊豆下田と九州天草を研究舞台として藻場とその周辺の海底に棲む小型甲殻類の研究を進めてきた。昨年の震災直後に東北に異動になり、現在は被災地調査に邁進中。自分の立場から何がやれるかを模索しながら少しずつ進んでいるところ。