モンベル渋谷店5Fサロンにて開催

海洋に流出したプラスチックによる海洋汚染は50年を経た今もなお、世界の海で年々深刻な影響を与え続けています。

この講演では、日本と世界の海洋ごみの現状とその問題点について、そして、今問題となっているプラスチック破片の問題について考えてみたいと思います。

さらに東日本大震災に起因する大量の流出物が引き起こす問題についても考察します。

そして、海洋のプラスチックごみ問題と生分解性プラスチック活用の行方について紹介し皆さんと一緒に考えてみたいと思います。


ゲストスピーカー・プロフィール

兼廣 春之

かねひろ はるゆき
兼廣 春之(大妻女子大学教授)

富山県出身。東京工業大学大学院でタンパク質の研究により博士号取得。
約5年間民間企業でプラスチックの開発・研究に従事後、東京水産大学において約30年間プラスチックや繊維材料の研究を行うとともに、海の環境問題(プラスチックによる海洋汚染)について調査研究を行う。
専門は環境機能材料学。国の環境委員会の委員(海岸漂着物対策専門家会議、中央環境審議会水環境部会委員等)を歴任。2009年環境大臣賞受賞。
現在、大妻女子大学家政学部で人や環境にやさしい被服材料(繊維)について教育・研究を行っている。



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