阿部 秀樹(海洋写真家)
モンベル渋谷店5Fサロンにて開催
海藻は室町時代から私たちにとって貴重な食料でもあり海に生きる生物たちにとっても大切な生き物。
海藻の森は多くの幼生たちの隠れ場となり農場でもあります。そして海藻たちが放出する酸素量は熱帯雨林を遥かに凌ぐとも言われています。
寒流帯の北海道から亜熱帯域の沖縄、日本中どこにでも手の届く場所にある海藻。人々との関わり、海藻自体が持つ造形美を日本中で撮影した写真と撮影秘話を織り交ぜて紹介します。
ゲストスピーカー・プロフィール
あべ ひでき
阿部 秀樹(海洋写真家)
1957年神奈川県藤沢市生まれ。立正大学文学部卒業。目の前が海という環境に生まれ育ち、22才で本格的にダイビングと水中写真を始める。水中生物の生態撮影が得意分野で雑誌・テレビ番組等で活躍。特にイカ・タコ類や海藻の撮影では国内外の研究者と連携した貴重な映像・撮影は国際的な評価を得ている。現在は日本の海の多様性に注目して北海道から沖縄まで、水中にとどまらず漁業や海を取り巻く様々な姿を収めている。
「イカ・タコガイドブック」、「ネイチャーウォッチングガイド 海藻」など著作多数