2008年11月29日(土) 国立科学博物館にて開催
今回は、国際サンゴ礁年を締めくくり、来るべき2010年の国際生物多様性年に向け、サンゴ礁の多様な自然とその大切さを学び、そうした環境を育む海洋保護区の実現に向けたアプローチを3名の講演者に解説していただきました。
ご自身が暮らす沖縄の自然の美しい映像とともに海の恵みについて紹介され、人の生活の変化が海と陸に与えている悪影響、海がどれだけ危機に陥っているかという悲しい現実を前に「Everything is connecting everything. 皆でがんばりましょう。」と語られました。
水の循環のみならず砂の流れが山・川・海のつながりや生物の生息域の多様性を作ること、自然のままの海岸を守る重要性について解説されました。生物多様性保全のためには、一刻も早く広く漁民、市民の理解を得て、海洋保護区を設ける必要があるとお話しされました。
開会の挨拶
高砂淳二 (OWS理事) 自然写真家
閉会の挨拶
倉沢栄一 (OWS理事) 自然写真家