■「九十九里海岸の生物調査と自然観察会」終了
8月24日土曜日、OWS海辺の自然教室「九十九里海岸の生物調査と自然観察会」を一ノ宮海岸で実施しました。
今回の調査場所は、浸食対策で設置された2号ヘッドランド(沖に向けて設置されたT字型の砂止め堤防。1号から10号まである)の右側の浜。
夏特有の南東の風で汀線に打ち上げられた50種類を超える貝や甲殻類、魚類などの生物とその痕跡を採集して調べました。
また、砂浜の汀線に棲むフジノハナガイの生態観察やヘッドランドに棲む付着生物の観察後背地の植生の観察も行いました。
その後、秋山先生の指導で漂着した貝を活用した驚きのクラフトを楽しんだ後、先生の工房見学もさせていただき、充実した一日を過ごしました。
調査データは、「全国砂浜海岸生物調査」(「海の生物を守る会」代表:向井宏・京都大学特任教授)に報告します。