■砂浜海岸調査リーダー研修報告
フィールド委員の後藤です。
11月28日に三浦半島天神島ビジターセンターで、OWSと「海の生き物を守る会」で共催した「砂浜海岸調査リーダー研修」に参加してきました。
砂浜海岸調査リーダー研修は、14名の参加で大いに盛り上がりました。
まず最初に、向井宏先生から「砂浜海岸調査方法の概要」が説明されました。
初めての人にも経験者にもわかりやすい説明でこれまでの疑問点もクリアになったところで、ビジターセンター裏の砂浜海岸に出てフィールド調査が始まりました。汀線に設置された50mのガイドロープを何歩で歩くか知ることから調査開始です。
みんな無言で50mの歩数を数えました。
その後汀線に打ち上げられた生きものの採取記録を約1時間行いました。
まず、気がついたのがハマトビムシの多さです。どこの海岸にもいるのですがあまりにも多すぎて、無視していたのですが、改めてこの存在を意識してみると、けっこうかわいいやつだったりします。
最後にビジターセンターに戻り、採取してきた海藻や海草、貝殻やホヤの仲間など、図鑑を使い同定していきました。
向井先生や横濱先生に貝や海藻の生態なども解説していただきながら、新しい発見が盛りだくさんの研修でした。
今後OWSでも砂浜海岸調査を積極的に開催していきたいと思います。
皆さんもぜひご参加ください。(後藤)