■行ってきました! ミッドウェー環礁・調査&ボランティアツアー
2年越しの募集で実現したミッドウェー環礁・調査&ボランティアツアーが無事終了しました!!
6月8日早朝 厳格な観察ルールのため、45メートル手前の木陰からミッドウェー初のアホウドリのヒナを観察することができました。
そして、米国魚類野生生物局(FWS)のジョン・クラビッターさんらによってアホウドリのヒナに足管(AA00)が付けられました。
試練を乗り越え、たくましく育ったミッドウェー初のヒナです。
このバンディングのニュースは、6月10日にFWSからニュースリリースされ、そこにはOWSの10年前に行ったデコイ寄贈への協力も紹介されました。
このツアーでは、アホウドリ観察を含む海鳥観察のほかに、コアホウドリの胃内容物調査、海洋漂着ごみ調査、ディスポーザブルライター調査への協力、
リーフ観察と魚網撮影、植樹と外来植物除去などの繁殖地復旧プロジェクトへの参加、ビーチクリーンアップなどさまざまなプログラムを実施し、たくさんの成果を持ち帰ることができました。
太平洋を渡った津波の痕跡は、3ヶ月の時を経て緑が回復し、一見しただけでは分かりにくいものでした。
しかし、被害を受けなかった営巣地にはコアホウドリのヒナが多数見られる一方、津波にさらされた場所では見渡す限りヒナが見られないなど被害の甚大さがうかがえました。