■江奈湾西干潟観察会&ごみ回収活動 終了 2023年7月
関東も梅雨明けが発表された2023年7月22日(土)、江奈湾西干潟で観察会(モニタリング)とごみ回収活動を実施しました。
参加者はOWSメンバーほか、地元小学校の先生方や日大生物資源科学部の先生と学生などを含め、総勢18名での活動となりました。
西干潟は全体的に泥の堆積(畑地表土の流入)とアシ原の拡大が進んでいました。また、県道脇はクズや雑草が繁茂し、旧バス停前は10cm以上の砂の堆積があり、景観の変化が目立ちました。
潮回りの関係で、午前中にごみ回収活動、午後に観察会を行いました。
午前中のごみ回収活動では、漂着ごみや投棄ごみを回収しました。
県道沿いは葦や雑草が生い茂り、中には入れず、茂みの中の様子はわかりませんでしたが、目立ったごみはあまりなかったという印象です。
それでも1時間足らずの回収で約238kgのごみを回収しました。
午後は観察会です。暑い中でもたくさんのチゴガニが活発に活動し、いっせいにウェービングをしていました。
今回の観察会では、ウミニナ、ホソウミニナなどの殻上に付着しているツボミガイ(RD種)があちこちで大量に観察できました。
そして、これまでなかなか見つからなかった「ヘナタリ」(RD種)を発見し、初記録となりました。
皆さん暑い中、大変お疲れさまでした。