気持ちのいい秋晴れの10月24日(土)、恒例の江奈湾モニタリングを4人で実施しました。
干潟の潮下帯では54羽ものヒドリガモがエサをついばみ、ミサゴは遡上するボラを狙っていました。
ヨシ原では珍しいハマガニの交尾を観察することができ、貴重な写真も撮影できました。
ハマガニの交尾(写真:池上喜代壱)
しかし、今回驚いたのは干潟への大量の土砂流入で、数年来見たことのないほどの規模でした。
土砂が大量に流入。澪筋の流れも変わっていました
上流の裸地が影響しているようですが、県道を横断する暗渠(水路)はほとんど土砂でつまった状態となっており、澪筋は、短い長靴で歩けるほど土砂で埋まっていました。
土砂でつまった暗渠
大量の肥料が使われている畑土がどのように干潟生物に影響するのか、不安が付きまといます。