■第3回・江奈湾干潟ごみ回収活動終了
OWSでは、三浦半島江奈湾の保全活動を実施しています。
江奈湾は、神奈川県下に残された数少ない前浜干潟です。
たいへん希少な環境で、たくさんの生きものが生息しています。
2月16日（土）に、今年最初となるごみ回収活動を行いました。
寒風吹き荒れる中、12名の参加者によって干潟内に放置されている漂着ごみと投棄ごみを回収しました。
干潟の後背地にはヨシ原の群生地があり、そこには海からのごみが漂着します。
各自回収した漂着ごみを１か所に集め、全員で分別していきます。
また、干潟を取り囲むように走る国道脇には、ごみの不法投棄が多くみられます。
壊れた自転車や、車のタイヤなどの大型投棄ごみもあります。
また、10年以上前から干潟入り口に放置され、半分埋まっていた 魚網とロープ類の塊も撤去しました。
海藻刈りから帰ってきた地元住民からはごみが多くて困っているという嘆きの声を聞きましたが、回収されたごみの山を見てたいへん感謝されました。
集まったごみを分別し計測したら、「かながわ海岸美化財団」に回収を依頼します。
およそ４時間の作業でこれだけのごみを回収しました
●一般ごみ：45袋（約267kg）
●埋立ごみ：15袋（約77kg）
●ペットボトル：11袋（約18kg）内キャップ：1袋
●缶：8袋（約40kg）
●ビン：3袋（約27kg）
●タイヤ１７本・自動車のシート・自転車・テレビなどの粗大ごみ
参加者の皆さん、お疲れ様でした。
4月には干潟生物調査も始まります。
