■ハワイに漂着したプラスチック片
先日の調査時に、オアフ島とハワイ島の2つの海岸で硬質プラスチックの細粒がドリフトラインに帯状に漂着している様子を確認しました。
硬質プラスチックは、紫外線や波浪の影響で破片化しますが、これほどまとまって漂着している様子は、日本の海岸で見ることはありません。
現地のNPOは、水を張った大型のバットに砂ごと入れて浮き上がるプラスチック片を漉しとって集め、処分するという気の遠くなる作業を続けています。多様な、そして国際的な連携が必要です。
(地球環境基金による震災起因漂流物調査より)