■鶴岡探索調査終了(2024) キクメイシモドキの分布北限を確認!!
2024年10月2日、山形県鶴岡市の加茂荒崎東海岸での造礁サンゴ探索調査を終了しました。
この調査は、現地ダイビングサービス・アーバンスポーツ代表の相星克文さんが昨年春キクメイシモドキらしきサンゴ群体を4群体発見したとの情報を受け、東京大学の山野博哉教授とともに、その確認を行うために実施したものです。
キクメイシモドキの分布北限を確認!
キクメイシモドキは、低水温に耐性がある種とされ、これまで佐渡での生息が報告されています。
今回の調査では、すでに確認されていた4群体のほかに周辺で5群体の生息も確認し、そのサイズから新規加入後、数年を生き延びていることがわかりました。最も水温が低下する2月から3月には、8度を下回るという鶴岡で実際にその生息を目の当たりにし、たいへん驚かされました。今後の継続的な観察結果を注視していきたいと思います。
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2024.10.15 KAMOビーチは今!