■サンゴディスカバリーツアー 館山(坂田)
11月21日に房総半島館山(坂田)で開催したサンゴディスカバリーツアーの報告です。
フィールド委員の後藤よりリポートをいたします。
フィールド委員より
サンゴディスカバリーツアーの第2回目です。
参加者は総勢3名と少なかったのですが、その分、機動性がよく、本調査で確認できなかったエリアまでサンゴを探しに行くことが出来ました。
今回の目的は、OWSが来春発行する「造礁サンゴフィールド図鑑」に掲載する写真撮影です。
これまでの調査ではお天気や、透明度の悪さ、流れやウネリでなかなかうまく撮影できなかったのですが、今回は、明るい太陽の下、透明度が15m以上確保でき、流れも全くないというベストコンディションで、撮影ツアーを開催することが出来ました。
本調査でコドラートを設置した場所にいくと、「キクメイシ」「イボサンゴ」「アミメサンゴ」「エダミドリイシ」などの造礁サンゴが確認できました。残念ながら新しい種は確認できませんでしたが、改めてサンゴの多さにビックリしました。
調査では自分の担当するエリアしか、見ることが出来なかったので、海域全体を観察できるディスカバリーツアーは、新しい発見もあり、とても有意義で楽しいものです。
次回は館山(西川名)でディスカバリーツアーを開催する予定です。(2月頃の予定)
皆さんのご参加を心よりお待ちしております。
(後藤)