活動BLOG - サンゴ調査&魚類調査

サンゴ礁フェスティバル出店

サンゴ礁フェスティバル出店

6月22日、環境省主催「サンゴ礁フェスティバル」が、東京ファッションタウン(TFT)で開催されました。OWSではブースを出展、大ホールでは高砂淳二理事のスライドトークショーもあり、サンゴ礁尽くしのイベントとなりました。OWSイベント委員会の佐藤真理子さんから、感想を交えてご報告します。






TFTで開催されたサンゴ礁フェスティバルは、展示企業の集まるエリア、トークイベントやミニ音楽ライブが行われる大ホール、そして、私たちOWSのようなNPO法人などが集まり、ミニステージも備えたホールの大きく分けて3会場からなるイベントでした。


私たちOWSブースでは、3月に行われたダイビングフェスティバルに続き、北限域の造礁サンゴ分布調査の基礎調査を実施。同時に、子どもたちにも楽しんでもらえたら・・・と、お隣のコーラル・ネットワークさんと一緒に塗り絵コーナーを設置して、子どもたちが塗り絵をした生き物を貼り付けてもらい、「生きものいっぱいのサンゴ礁の海」をみんなでつくっていきました。


「生きものいっぱいのサンゴ礁の海」へ


塗り絵ができたら・・


貼ってみよう


にぎやかに完成!


雨のため集客が心配されましたが、お隣の国際展示場で「東京おもちゃショー」が開催されていたこともあってか、開場から塗り絵コーナーには子どもがいっぱい来てくれたのです!思い思いの楽しいお魚たちが、どんどん海に貼られていきました。子どもたちは本当に発想豊か!将来、さかなクンのようになりたいという子どもは色まで正確に知っていて、スタッフや大人もビックリされっぱなし。また、「こんなお魚いたらいいのに・・・」と言いながら、カラフルなお魚にしてくれた子どもも、ほんとーに楽しい海になりました


大人も負けてはいません!
きれいに塗り絵を塗って下さった方、OWSの活動に興味を持っていただいた方、また、サンゴの生息調査にご協力いただいた方もいらっしゃいました。


皆様からいただいたサンゴ分布の情報は「全国みんなでつくるサンゴマップ」に情報提供し、 後々の自然保護に繋ていきたいと思います。

大ホールでは さかなクンや、自然写真家・OWS理事の高砂淳二氏の講演はじめ、各界の方を集めてのトークセッションや、りんけんバンドのミニライブなどの催しがありました。毎日海をみている漁師の方などからは、貴重なお話もきけました。本当に海と陸、そして、私たちの生活環境はすべてつながっており、何かがかけては、いけないんだ・・・と再度痛感させられました。

子どもがつくってくれたぬりえの海のように純粋にきれいで楽しいと思える海を、残していけるよう、大きなことでなくてもいいから、今できることからしていかなければいけない・・・と、考えさせられたイベントでした。
       
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。OWSの活動に興味を持っていただいた方、何より、皆様の自然に対する生の声を聞かせていただけたことに、本当に感謝しております。そしてこれからも一緒に少しずつ頑張っていきたいですね。