今年度のモニタリング調査は、10月5日~7日の熊本県天草から始まりました。
調査区のニホンミドリイシやエンタクミドリイシなどの卓状群体の衰退傾向が続いていました。
シコロサンゴやハナガササンゴの仲間は順調に成長していますが、マメスナギンチャクやウミアザミの仲間の増殖が目立ちました。
今年は台風の被害はありませんでしたが、4月からの長雨による濁りの影響で透明度の悪化が続いたため、その影響も心配されます。
元気なシコロサンゴ。美しい!
ハナヤサイサンゴの死んだ骨格上に着底したウミアザミの仲間
(白く見える群体)