■千葉・鋸南町での探索調査
11月13日に東京湾に面した鋸南町で北限域の造礁サンゴ探索調査を実施しました。
長年東京湾でサンゴの調査を行っておられた、五十嵐健志さん(現むつ市海と森ふれあい体験館館長)をはじめ、研究者・ボランティダイバーなど総勢10名で調査を実施しました。
エントリーしてすぐに、ヒメエダミドリイシの大群落が目の前に広がっていました。
あまりの多さにビックリしたのですが、五十嵐さんによると以前よりも小さくなっているとのことでした。
ヒメエダミドリイシには、たくさんの魚(ソラスズメダイ)やカニの仲間(キモガニ)が住み着いていて、生物多様性の基盤になっている事が良く分りました。
そのほか、ハナガササンゴやトゲイボサンゴ、アミメサンゴなどたくさんの造礁性サンゴを確認できました。(全10種確認)