■第63回トークセッション 終了
第63回海のトークセッションが1月24日に開催されました。
報告は、セミナー委員の高松大祐さんです。
今回のゲストスピーカーは京都大学の益田玲爾先生。
しかし、前日の雪のため新幹線が遅れてしまい、益田先生の到着を待っている間
会場の皆様にOWSの活動を簡単に紹介させていただいている……、その時
益田さんパソコンに電源を入れた状態で到着!
素早く準備完了。さすがです!
さて、講演が始まりました。
若狭湾に生息するメバルやナマコ、回遊魚のアジなどの生態の話の合間に様々な料理のスライドを挟み込んだ軽快なトークで会場は笑いに包まれながら益田先生の話に聴き入ります。
さらに昨年5月から行っている 震災後の気仙沼市唐桑町舞根地区の湾内調査の話では津波襲来後の湾奥と湾外での回復の違いなどをお話いただきました。
この講演の後も気仙沼へ行かれるとの事でした。
後半は魚の学習実験やカワハギがエチゼンクラゲをばくばく食べる話、これまでの研究の成果やこれからの課題など盛りだくさんに話が展開されました。
講演後の質疑応答の時間も会場全体が活発な雰囲気でとても有意義な講演となりました。
今回は講演時間が少し短くなってしまいましたが、お話しいただけなかったエピソードなどまたお話をお聴きしたいと思いました。
お忙しい中ご来場いただいた皆様、講演していただいた益田先生どうもありがとうございました。