■第58回トークセッション「海にすむ、星とキュウリとハリネズミ」終了
2月2日(水)、モンベル渋谷店で第58回トークセッションを開催しました。
ゲストスピーカーは、
国立科学博物館動物研究部研究主幹
東京大学大学院理学系研究科准教授の藤田敏彦先生。
「海にすむ、星とキュウリとハリネズミ」というテーマで、約40名の参加者と質疑を交えながら、お話いただきました。
とっても、面白いタイトルで始まった今回のトークセッション。
星はヒトデ、キュウリはナマコ、ハリネズミはウニ
こんなにも異なる外見なのに全て同じ棘皮動物の仲間だということに、驚かされました。
深海一面に広がったクモヒトデの仲間。
おとなしそうに見える彼らが、ハダカイワシを積極的に捕食している映像はとても興味深いものでした。
繁殖の方法も大変面白く、有性生殖するもの、
自切、分裂するものなど色々あり、ダイビングの時にでも、
分裂したばかりのヒトデを見つけてみたいっっ!
と海に遊びに行く楽しみが、また増えました。
皆さまも、海底に注目して新しい発見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
当日ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。
(セミナー委員 小高朋子)