■第51回トークセッション終了
セミナー委員の須田さんからの報告です。
3月5日、六本木のd-laboで第51回トークセッションが開催されました。
ゲストスピーカーは、水中ムービーカメラマンの古島茂さん。
テレビの特集番組などでご存知の方も多く、当日は参加者が60名を越え、立ち見も出るほどの大盛況でした。
今回は少し時間も長く、2部構成でした。
前半は、番組報道された、ザトウクジラとシロナガスクジラの2本立て。
大迫力シーン、決定的瞬間、貴重な映像に参加者は驚きの喚声、感嘆のため息。
その後は、ちょっとした疑問から鋭い質問まで会場に飛び交い、みんなが熱心に耳を傾けるトークセッションでした。
少し休憩を挟み、後半は直前に取材されたインドネシアのラジャアンパッドの海と夢をかなえるべく集った旧友達と潜ったダイバーの聖地、孀婦岩の映像でした。
前半で見た全長30mシロナガスクジラの、超ビッグな世界から一転、わずか5mmのピグミーシーホースの愛らしい姿に焦点が移り、またもや参加者は興味津々。魚影が濃く、色鮮やかな様々な生き物が生息する豊かな海、そこには何千本も潜ってらっしゃる古島さんさえ、初めて会う生き物も。
古島さんの海に対する熱い思い、生き物に最大限配慮しながらも果敢に撮影に挑む姿、そして映像となって紡ぎ出された海の素晴らしさを目にし、あらためて、海を知り、海を考える(思う)とてもよい機会になりました。
(須田)
ご来場くださった皆様ありがとうございました。