先週末、OWS会長長谷川博先生の「山階芳麿賞贈賞記念講演」が、東京・有楽町朝日ホールで開催されました。残念ながら会場内は撮影できませんでしたが、会場内は多くの報道陣が詰めかけ、500名近い観客の熱気に包まれていました。OWSメンバーの方も何人か、遠く長野からも足を運ばれてた方もいらっしゃいました。

長谷川会長は、30年間一貫してアホウドリの生態研究と保護にご尽力され、一時は絶滅と言われたアホウドリが約2000羽までに回復、その回復に大きく貢献されたことを受けての受賞となりました。繁殖を開始する年齢、生存率など、時間を要する調査を続けられ、今回の講演会を聞いて、改めてその功績の偉大さを知りました。OWSも、少しずつ着実に積み重ねていける、そんな活動を続けていきたいと思いました。

アホウドリの保護は、様々な問題を抱える尖閣諸島のアホウドリを小笠原に移す試みが始まっています。10月からは繁殖地に帰ってくるアホウドリの調査のため、長谷川先生も10月から調査に入られるそうです。

今回の受賞、心よりお喜び申し上げます。

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