ミッドウェー環礁でアホウドリの産卵を確認
〜長谷川博会長とOWSの支援が10年の時を経て〜
ミッドウェー環礁でアホウドリが抱卵

米国・魚類野生生物局(FWS)のジョン・クラビッター氏によると、ミッドウェー環礁イースタン島で11月16日、アホウドリの産卵が確認された。このアホウドリは、伊豆諸島鳥島で標識された8歳のメスと24歳のオスという年の差カップル。現在、FWSではビデオモニターを設置し、リアルタイムで慎重に観察を続けている。
これは10年前にFWSの要請を受け、長谷川博会長が寄贈して設置されたデコイ作戦の成果ともいえ、鳥島、尖閣諸島に次ぐ世界3番目のコロニー誕生が現実のものとなりつつあることを示すものである。 OWSでは、今年(2011年)6月にミッドウェーツアーを計画しており、現在参加者を募集している。

【2011年1月14日】 ヒナ誕生!! >>FWSの写真を見る

【関連記事】
アホウドリ・デコイ作戦“世界で3番目の繁殖地を作って絶滅の危機を救おう”
ミッドウエー環礁調査&ボランティアツアー(2011年6月)参加者募集


Copyright© 2011 OWS(The Oceanic Wildlife Society) All Rights Reserved.