第73回「陸が変われば海も変わる ~開発行為に伴うサンゴ礁浅海域の変化~」
- 海のトークセッション
- #トークセッション
サンゴ礁の環境は、世界的な規模で悪化しているといわれる。 一般にその原因は、地球温暖化に伴う海面温度の上昇と関係していると考えられている。 しかし、サンゴ礁はきわめて地域的な原因で悪化し白化現象などを経て減少することも多い。 沖縄は1972年の返還以降、急速に日本経済に組み込まれ国内のどの地域よりもドラ...
サンゴ礁の環境は、世界的な規模で悪化しているといわれる。 一般にその原因は、地球温暖化に伴う海面温度の上昇と関係していると考えられている。 しかし、サンゴ礁はきわめて地域的な原因で悪化し白化現象などを経て減少することも多い。 沖縄は1972年の返還以降、急速に日本経済に組み込まれ国内のどの地域よりもドラ...
太古の生物、アンモナイトをご存じでしょうか? 今から約6600万年前、恐竜と時を同じくして絶滅してしまった、頭足類(現在のイカやタコ)に属する生物です。 アンモナイトがどのように生きていたのか、それを理解するための鍵は現在でも生きている近縁の生物にあります。 その近縁の生物が、“生きた化石”とも呼ばれるオ...
自然誌博物館というと骨格標本などを展示している所、と連想するのが一般的かも知れませんが、自然誌博物館の活動は展示だけではありません。 対象地域の自然環境の特性を知るための基礎となる標本の収集と保管、集めた標本に基づいた調査研究のほか、普及教育活動として生物や地域の自然への理解を深めてもらうための観...
海藻は室町時代から私たちにとって貴重な食料でもあり海に生きる生物たちにとっても大切な生き物。 海藻の森は多くの幼生たちの隠れ場となり農場でもあります。そして海藻たちが放出する酸素量は熱帯雨林を遥かに凌ぐとも言われています。 寒流帯の北海道から亜熱帯域の沖縄、日本中どこにでも手の届く場所にある海藻。...
海と生きる森ともよばれるマングローブ林をテーマに、国際マングローブ生態系協会でマングローブ生態系の保全・管理、持続可能な利用に貢献するための研究、啓蒙活動などを行っている馬場繁幸さんと、国立環境研究所でマングローブの生理学的研究をされている井上智美さんにお話しいただきます。 馬場繁幸さんのお話し ...