感動的な生物たちのドラマ
パラオ全域に生息するパラオ固有種のパラオオオコウモリ(フルーツバット)。アンガウルの森に足を踏み込めば、そこには200〜300頭の一大コロニーが観察できます。
繁殖期にアンガウル島を訪れれば、母親が甲斐甲斐しく子供の世話をする様子も観察できます。
モクマオウの根元などに、枯れ草や枝を積み上げて巣を作るのがパラオツカツクリ。この鳥は、現在絶滅が危惧されています。その巣の大きさは、ときに直径10mを越すほどで、積み上げた枯れ草などの腐蝕熱によって卵を孵すという独特の習性を持っています。
ツカツクリの巣は島の南東部に多く見られ、観察路にも近いため、森でバッタリ出会える可能性があります。 |