ミッドウェー基本情報

ミッドウェーの正式名称

ミッドウェー環礁の正式名称は「ミッドウェー環礁国立自然保護区(Midway Atoll National Wildlife Refuge)」といい、アメリカ合衆国のどの州にも属していません。
米国内務省魚類野生生物局(FWS)の管轄下におかれています。

ミッドウェーは周囲約30kmの環礁です。環礁内には空港や宿泊施設など全ての施設があるサンド島と無人島であるイースタン島、スピット島の3つの島があります。

位置

北緯28度、西経177度。ハワイ諸島の北西、ホノルルから2100キロ、東京からおよそ4100キロの日付変更線の近くに位置します。緯度は日本の小笠原や奄美大島とほぼ同じ位置です。

気候

海洋性気候。雨は年間を通じてどの月も降りますが、一般的には冬(11月〜3月)の方が多くなります。年間降雨量は1020mmほどで、ミッドウェーの貴重な水源となります。

風速はどの月も平均13ノット(約6.5m/s)ですが、最大瞬間風速は45ノット(約22.5m/s)を超えることもあります。

5月〜10月 日中は晴天で暖かく、夜は涼しい快適な日が続きます。気温は概ね21〜30℃。
穏やかなトレードウィンド(貿易風)が吹きます。平均水温は24℃。
11月〜4月 雨期。平均最高気温は20℃を越えますが、15℃くらいまで下がることもあります。
平均水温は18℃。

住民

ミッドウェー環礁サンド島には、現在約65人が住んでいます。

原住民はおらず、全て環礁内の施設や設備を運営管理している CHUGACH Industries,Inc. の社員(約50名)とFWSの職員(4名)、それに特別な許可を受けた長期ボランティア(3〜8名)の皆さんです。

入島許可・アクセス

入島許可申請は1年前に行う必要があり、米国内務省魚類野生生物局(FWS)、米国海洋大気局(NOAA)、ハワイ州政府の認可が必要となります。

また、現在、定期の飛行機便や船舶便はありません。

ホノルルからのチャーター飛行機によって入島するか、米国内で募集しているチャーターツアーグループに申し込むしか入島の方法はありません。

 

時差

時差は日本時間から-20時間、ホノルル時間から-1時間。
日本が正午の時、ミッドウェーは前日の午後4時です。

宿泊施設

宿泊施設はシェアードバスルームで、エアコン、テレビ、冷蔵庫などが揃っています。
室内は全面禁煙です。

食事・レストラン

ミッドウェーでの食事は、美しい白砂のノースビーチに面した写真のレストラン「クリッパーハウス」でとることになります。

環礁内での移動手段

島内での移動は徒歩、またはレンタルの自転車、または電動ゴルフカートを利用します。
イースタン島への移動は、写真のようなボートでFWS保護官の引率により行います。

 

スノーケリング・スイミング

スノーケリングとスイミングは、許可された場所(ノービーチとカーゴピアのそばのビーチ)でのみ実施できます。

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